ネットの一括査定には抵抗があった
世田谷区の2LDKのマンションを売却することになったのですが、専任媒介契約をした不動産会社の動きが悪くて困っていました。 信頼してお任せできる他の不動産会社を紹介してほしくて、住まいのミカタで不動産会社を無料で紹介してもらいました。
ーはじめに、売却のきっかけについて教えてください。
気分転換で住まいを変えようかなと思っていたとき、ちょうど良い物件が見つかって買ってしまったので、前に住んでいた物件が空いたんです。
利回りの良い物件だったので賃貸に出すか売却するか迷いましたが、今なら高値で売れるだろうからと売却を決めました。
ー売却を決めてからはどのように動きましたか?
売却を決める前の、買い替えを検討し始めた段階で先に査定はしていました。
以前から同じマンションの売却情報をチェックしていたので、大体の売却価格は把握していましたが、訪問査定と机上査定を受けて参考価格にしながら、住み替え先の物件を購入して。そのときに借りた住宅ローンの絡みで、仲介先の不動産会社と専任媒介契約を交わしていたんです。
そのときはまだ賃貸か売却かを悩んでいましたが、1ヶ月ほどで売却することに決めて、そのままお願いすることにしました。でも、それが結果としてイマイチだったんです。
ーイマイチとは具体的にどんなことがあったのでしょうか。
自社のみでお客を引こうとする、いわゆる囲い込みに遭いました。
それに物件情報サイトに掲載した情報も間違っていたり、指定していないのに「司法書士売主指定」になっていたり…そのようなことが積み重なって、信頼して預けることができなくなってしまいました。
そこで、専任媒介契約の切れるタイミングで一般媒介に仕切り直すことにして、信頼してお任せできる他の不動産会社を探すことに決めました。
ー住まいのミカタを利用されたのは、ちょうどそのタイミングだったんですね。
はい。他の仲介会社に変えようと思っても、ツテもないので、どうしようかと困っていたときです。
私は金融機関の不動産融資事業に携わったこともあって、不動産業界のことや基本的な情報は理解していたので、「アドバイスを受けたい」というよりも「不動産会社を紹介してもらうこと」が目的でした。
ー利用された感想はいかがでしたか?
アドバイザーの説明はわかりやすかったです。
また、ヒアリング内容が紹介先の仲介会社に正しく伝わっていたので、一般媒介契約で複数社にお願いするときには楽で良いと思いました。
私はネットの一括査定には抵抗があるんです。
何十社という会社のロゴが載っていますが、自分の個人情報がどの会社に行くのかわからないし、営業電話が沢山かかってこないか不安になるので、対面でお話してスクリーニングできるのは良いサービスだと思います。
あとは、不動産会社の紹介が目的ではあったものの、「物件が売れない」というモヤモヤを中立的な立場の人に話したかったんです。面談後に紹介された3社は、自分なら選ばない3社だったので、そういうところはありがたかったですね。
ーその後、物件の売却状況はどうなりましたか?
実は結局、一般媒介契約に切り替えた最初の不動産会社で売れたんです。
色々ありましたが、目的は納得できる価格できちんと売却することだったので、今となっては売れて良かった!という気持ちです。
でも、その過程でも、住まいのミカタを利用して助かったことがありましたよ。
途中で購入希望者の方から価格交渉が入ったのですが、その価格をどう思うか、紹介先の3社に質問してみたんです。
すると3社とも「その価格なら売っても良いと思う」と回答をくれて。そういった客観的な評価を聞けたことが参考になりました。数年先にまた売却することになれば、紹介された会社にまたお願いするかもしれません。
ー無事に売却できたならなによりです。では最後に、これから売却活動する方にアドバイスをお願いします。
「最初の売出し価格の決め方」と「不動産会社の選び方」、このふたつがポイントだと思います。
査定は、査定サービスを使えばよいですが、日頃から物件情報サイトなどで同じマンションの売出し価格をチェックして、おおよその相場を掴んでおくと良いでしょう。
また、不動産会社を選ぶとき、有名どころの大手に行く人もいるでしょうか、小さい会社でも意外に良い会社はあるもの。だから、住まいのミカタのような紹介サービスを使うなどして、色んな会社を探すことをお勧めします。
今回の経緯から私は一般媒介をお勧めしますが、誰でも目的は「売ること」です。
スムーズに売れればいいですが、売れないときにストレスを感じたくありませんよね。そのためには、売却のマイルストーンとPDCAをしっかりすることが大切だと思います。
たとえば「問い合わせ件数は◯件を目標にしよう」など、目標値を決めて、「◯週間はこの価格で出してみよう、ダメなら次はこのプランでやってみよう…」など。そのように改善サイクルが見えていれば、たとえ目標値を達成しなくても納得感があるはずです。
餅は餅屋なので、不動産会社を信頼してお任せすべきとは思いますが、そういった施策の結果を見ることで、今のやり方がうまく行っているかどうかは確認した方がいいでしょう。
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「良い不動産会社を教えてほしい」という一心で、住まいのミカタを利用されたA様。
住まいのミカタでは、各エリアでマンション売却に強い不動産会社を無料でご紹介しています。
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マンションや戸建ての売却をお考えの方は、ぜひお気軽にご利用ください。