事前に相談して本当に良かったです
賃貸に住み替えることになり、それまで住んでいた自宅を売却することになりました。 不動産会社1社に査定を依頼したものの、1社だけで決めるのは抵抗があり、中立的な立場の方に相談したくて利用しました。
ーはじめに、売却のきっかけについて教えてください。
売却することになったのは、2010年に購入した2LDKのマンションです。
8年ほど住んでいましたが、パートナーと一緒に住むために居住エリアを変えることになって、売却を考え始めました。
ー売却を考え始めてからどのように進められましたか?
最初は売るか貸すかで悩んでいたこともあり、まずは情報収集に時間をかけましたね。
実際の売却経験談が載っているサイトや、不動産ポータルサイトの売却物件を見て相場感をチェックしていました。
ただ、それだけでは具体的にどうやって売るかがわからず、知人の売却経験者に話を聞いてみたり…。そのような情報収集を経て、媒介契約の種類や売却時の注意点などを把握していきました。
その上で、マンションを管理する大手不動産会社に査定を依頼したところ、購入価格よりも高かったので、賃貸に出すのはリスクがあって大変そうだなと感じたこともあり、結果として売却することに決めました。
ー査定を依頼した会社で契約されなかったのはなぜでしょう?
これは不動産に限らず何事もそうなのですが、1社だけで決めるつもりはなかったので。
おおよその相場感はわかっていましたし、中立的な立場の人に一度相談したいと思って、住まいのミカタを利用しました。
ー住まいのミカタを利用された感想は?
前述の通り、事前に自分で情報収集していたので、売却に関するお話は大体知っているものが多かったかなと正直思います。
ただ、その場で知りたいことを細かい点まで質問できることは良かったですね。
また、アドバイザーが業界経験者なので「仲介担当者がどのように考えているか」という話を聞けたことも参考になりました。
たとえば「どういう媒介契約にすると、仲介担当者の心持ちがどう変わるのか」など。その声を聞けたことが一番良かったと思っています。
面談終了後には、自分ではたどり着かなかったであろう不動産会社を複数紹介いただき、訪問査定の段取りまですべてセットしてもらえてとても助かりました。
それぞれの不動産会社で特色があって比較もしやすかったし、面談時の話をふまえて各社へもいろいろ質問できたと思います。
ー紹介先の1社と専任媒介契約を交わされましたが、決め手は何でしたか?
訪問査定時の営業さんの印象もありますが、「この家をがんばって売ります!」という情熱や意気込みを一番感じられたことですね。
今回4社に査定を依頼しましたが、マンション売却の流れの説明などは各社に差がなく、あまり意味がなくて。
契約した不動産会社は、「売るためにこうします」「こうすれば売却の可能性を高められます」と、売るための具体的なアプローチをプレゼンしてくれたので、それがぐっと刺さりました。
ー売出し後の反響はいかがでしょう?
物件情報サイトの反響レポートを見ると、同じエリアの平均値と比較して3倍ほどの方に閲覧されているようです。内覧も毎週来ていますね。
実は、真上の物件が同時期に安い価格で売り出し始めたので「運が悪いなぁ」と思ったのですが、大切な資産なので焦って早く売ることにはやはり抵抗がありますし、まずはこれで様子を見ようと思っています。
ー最後に、これから売却する方へのアドバイスがあればお願いします。
アドバイスするならふたつありますが、ひとつは「中立的な立場の人に相談するのは良いことですよ」ということ。
もうひとつ、これは不動産の話に限りませんが「自分なりに調べることが大事」ということです。
売却において難しいのは、売却価格を決めること。
不動産会社は査定価格や平均売却価格を提示してくれますが、価格を決めるのは自分です。
そこで不動産会社の話をただ鵜呑みにしないために、中立的な立場のアドバイザーの意見を聞いたり、情報収集したり、主体的に進めることが大切だと思います。
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売却活動においては、主体的に行動するための情報収集が大切というアドバイスをくださったY様。
インタビュー終了から約1ヶ月後、売出し価格で売買契約を結ばれました!
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皆さんの不動産売却を有利に進めるため、ぜひご活用ください。