不動産業界の仕組みがわかった
引っ越しにあたって長年住んだ自宅を売却することに決めました。 媒介契約の種類は知っていても「専任媒介と一般媒介のどちらにすべきか」など、わからないことがあったため、不動産会社に行く前に中立的な窓口に相談したく、住まいのミカタの個別相談会を利用しました。
ー今回は居住用マンション売却のご相談でしたが、売却のきっかけを教えてください。
約20年ほど住んでいた物件ですが、物件の資産価値を考えたとき、このまま持ち続けていいのか不安があったんです。
もともと2年前から引っ越しを考えて物件情報をチェックしていましたが、見ているうちに相場価格が上がってきたので、この市況の波が途切れる前に売ってしまおうと決めました。
ー具体的に売却を決められてからは、どんな行動を起こされましたか?
一括査定サービスを使ってみましたが、メールが一気に届いたので、そこでストップしてしまいましたね…。それから相場感を調べる過程で住まいのミカタの無料相談サービスを知り、「中立的な立場で売却のアドバイスをもらえる」という点に惹かれて、個別相談会を利用することにしました。
ー住まいのミカタを利用されたときの感想を教えてください。
想像していたよりも、売却のプロセスや不動産業界の仕組みを詳しく説明してくれたので、期待以上でした。業界の裏話や仲介担当者の本音の話などは、不動産会社からはなかなか直接聞くことができないと思います。
また、売却の媒介契約の種類は調べていたものの、専任と一般のどちらが良いかはわからなかったので、アドバイザーの方からの説明でそのメリット・デメリットを理解できました。
不動産会社へ行く前に、中立の立場から売却活動におけるコツを教えてもらえるのはとてもありがたいですね。
ーありがとうございます。今回ご紹介させていただいた不動産会社はいかがでしたか?
1日で複数の不動産会社と会いましたが、話される内容や雰囲気がそれぞれ違ったので、よく比較できましたよ。
結果として、そのうちの1社にお任せすることに決めて、専任媒介契約を交わしました。
ー専任媒介契約を交わされたのは、どんなことが決め手だったのでしょうか。
決め手は、私の物件をきちんと見て売却戦略を提案してくれたことですね。その内容がとても具体的だったんです。
「データベース上ではこうだけど、この物件はこういう良いところがあるから、こうした方が良い」という感じで。売るまでのストーリーも、どんな媒体に出し、どんなチラシを配るか、サンプルも見せながら詳細まで提案してくれました。
また、実際の反響データを例に「このくらいの数になったら次はこんなアプローチをする」と、定量的な判断基準をもって売却戦略を提示してくれて。不動産会社というより、この担当者さんにお願いしたいと思い、すぐに専任媒介契約を依頼しました。
ー実際に売りに出してからの反響はいかがでしたか?
反響はそこそこあり、内見もありましたが、なぜかその先に進まない…という時期がありましたね。
担当者の方もフォローしてくれて、チラシの配布エリアを変えてもらったり、価格を少し下げたり。最初は高めに出していたので、1回は下げてもいいかなと。
結果として購入申込みは2件あり、最初の頃の査定価格を考えればまぁ良い価格で売れたかなと思うので、納得しています。
ー納得できる結果でなによりです。では最後に、これから売却活動をされる方へのアドバイスをお願いします。
売却活動の経験者というか、プロの意見かは一度聞いておいた方がいいと思いますよ。『住まいのミカタ』を利用するか、あるいは周りの売却経験者に聞くなどして。
住まいのミカタは、中立的な立場から本音のアドバイスをもらえたことが一番良かったです。
不動産会社にも色々な都合があるので、例えば期末が近づいてくると売り切るために値下げを勧められることもあるでしょうし、背景にある業界の仕組みを知っておくことが大切だと思います。