提携ローン会社のラインナップ数は多いが、どれも似たような企業体質の金融機関ばかりで、大企業に勤務するサラリーマンなどにしか融資しないような、いわゆる殿様商売的な金融機関ばかりだった。
東京建物の営業のアドバイスを素直に信頼して、お勧めの提携ローンに申請したが、審査に2ヶ月もかかり、途中で何度も追加資料を請求されるのはいいにしても、まとめて請求してくれればいいものを、何度にも分けて請求してきたため、いたずらに時間だけが経過していき、挙句の果てには、「私の運転免許証の再発行回数が多いのは何故か?」など、ローン審査には直接関係無いような質問の回答まで要請され、非常に気分を害した。
こちらは、支払い期限が来ているのに、売主の東京建物の営業自体も全然、こちらのサポートをしてくれる姿勢もあまり感じられず、これではまずいと思い、自分でプロパーローンを探し、結局そこは申請してすぐに認可が下りて、20年の固定金利で0.94%という、フラット35よりも低利で貸してくれた。
馬鹿正直に東京建物の営業の言われるままにしていたら、融資が成立せずに残金が支払えず、手付金の1000万円も返却されずに物件も購入出来ない所であった。最後はギリギリで融資が間に合ったが、売主は、顧客に対して真摯にサポートしてくれると信じていた私が甘かったと反省しきりである。やはり、東京建物も大企業で、大企業と言うのは、どこの業種でも同様で、自分の事しか考えず、小回り、融通が利かず、顧客の事などを親身になって考えてはくれないものだと痛く反省し、信じて期待していた自分にいたく反省した次第です。