不動産投資の疑問を中立的な専門家に相談できる
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購入してまもなく、修繕が必要になったが、瑕疵担保責任を十分にとってもらえなかった点が失敗であり、残念だった。
2点ある。1つは購入直後の消防点検の結果、避難はしごと非常用照明に不備があり、大きな負担を強いられたことだ。本件は前年度の消防点検結果で判明していることだ。購入時点で告知するべきであり、その分は購入時点で修繕してもらうのがスジだ。
もうひとつは、バルコニー床が腐食しているということだ。本件も購入時点で外壁、鉄部分の塗装をしてもらったが、プロなら認識できることだ。
同社に負担を要求したところ、避難はしごについては半額を負担してもらったが、バルコニーは知らないと主張し、全額が当方負担になる。納得はできないが、知らないと主張する以上は証明できないため、泣き寝入りだ。
修繕費用のローンを提供してくれる金融機関の紹介を依頼しても、付き合いがないからと断られた。購入するときはいろいろと金融機関を紹介した割にはさびしい回答で残念だ。
ここからの反省点は、中古マンション購入にあたっては、消防点検の履歴をみること、貯水槽の点検履歴をみることが必須だ。加えて、屋上防水、エレベーターの修繕履歴の把握も必要だ。特に海の近くでは鉄の腐食が進むので、塗装もしてもらう必要がある。
管理会社にも自ら電話をして、修繕履歴は過去1年のクレームなどの情報収集することも大切だと思われる。
購入時には現地に行かなかったが、たとえ行ったとしても腐食部分までは見つけられなかったと思われる。そういう意味では、プロに同行してもらって、修繕の必要性などをアドバイスしてくれるとありがたいと感じる。
スルガ銀行問題があり、同社も商売としては厳しいと思われるが、今度は売却時にお世話になりたいと思っているので、頑張ってもらいたい。
