東日本大震災に伴う津波危険区域に指定されたことに影響を受け、経営計画の抜本的修正を余儀なくされた。また、経年経過に従い、2年に1回の家賃見直しがあり、銀行からの借り入れと合わせた交渉に、つらい思いをした。これには、常に所有者の支店に立った対応が求められるところであり、意識の改善が求められる。ほかは、当初の想定どおりであった。
少しの不都合でも、迅速に連絡してもらうとともに、修繕の手配も適格に行った。しかしながら、賃貸管理委託料については、他の相場よりも高い水準を示しており、数回の交渉にも関わらず、金額は維持された。また、常に所有者の立場に立った維持修繕提案をいただいたものの、金額については折り合うことがなく、苦慮した。所有者としては、維持修繕経費について、いかに平準化させることが課題であるものの、突然の多額の提案に苦慮することもあった。なお、宣伝活動については、積極的に対応をいただき安心して任せることができた。