物件としては私鉄駅から徒歩2分で、隣にスーパーマーケットもあり、立地は生活に便利な環境ではある。だが、 築35年と古く、オートロックやエレベーターもない。購入価格は専有面積の割には安かったが、大規模修繕工事を控えて、最近管理費・修繕積立費が急に高くなった。また今後さらに値上げの予定もあるとかで、家賃の30%ほどしか粗利が出ない。
それまでの管理費・修繕積立費が異常に安く維持されていたようで、大規模修繕工事を控えて急に管理費・修繕積立費を値上げりした時点での購入だった。それにも関わらず半年間入居者が決まらず、その間150,000円も無駄な経費を費やした。結局最初に想定していた家賃を25%下げざるを得なかったため、家賃に対して約3割の粗利しか得られない失敗物件だった。
担当者は入社1年目の新人、しかもこの物件が初めて担当を任されたとかで、セットバックなど重要な事項を契約寸前まで見落としていたなど、万事において頼りなかった。一応中堅社員が常時ついていたので、何とか契約までたどり着いた感がある。不動産購入後に連絡を取ったのは火災保険の契約を依頼した時だけで、そのほかにはアフターフォローの必要性を感じたことはなかった。